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中近東の夏と冬
 
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 世間の状況も自分の体力も変わってきたので、思いついた時にネタを追加していきます。
  →「旅のオトモ・続」(ブログ版「旅ノ記憶」内)

 暑〜い時期の中近東編 炎天下に遺跡を歩き回る
 
  • 半袖Tシャツ等 × 2
    (寝間着を別に持って行く場合)
  • 長ズボン × 1
    (アウトドア用のパンツがお勧め)
  • 靴下 × 2
    (割と乾きにくいんだよね〜)
  • 下着類上下 × 2
    (上に同じく)
  • 寝間着 × 1
    (外出可能な上下かワンピース)
  • 靴 × 2
    (トレッキングシューズとサンダル)

 ツアーで行く時は、毎晩洗濯に追われるのもナンなので若干着るものが増えますが、フリーで行く場合の基本装備は着ていくものも含めてこんな感じ。

 寝間着を持って行かない場合は「次の日着るカッコマイナスズボン&靴下」で寝ちゃいます。夜中に地震や火事がないことを祈りつつ…
 上に着るのが半袖の理由は、肩を出したカッコでモスクに入れないから。それにね、旅行中は重い荷物を担いでいるので肩のあたりの内出血がひどくて、みっともないのを隠すためです。ズボンも同じように保護の観点から、足首までの長さがあるものをはいています。
 サンダルは、そのままシャワーを浴びられるもの。以前はビーチサンダルでしたが、真夏には往復の機内でも使いたいので、アウトドア用サンダルを履いてます。でも機内では冷え過ぎちゃうので、靴下着用しているのだ。


 
  • 帽子や濃い色の傘

  • 綿のスカーフかタオル
    (湿らして首に巻くのだ)
  • サングラス
    (埃よけにもなる)
  • 日焼け止め
    (手の甲と首筋に年令が出るもんで…)
  • 薄手の長袖シャツか長袖パーカー
    (通気性の高いものがいい)
  • リップクリーム
    (乾燥対策に)

 直射日光対策としては、こんなモノを用意してます。

 写真を撮っている身には傘を持つ手の余裕がないのだけれど、さすがに日蝕の時などは紺の折り畳み雨傘をずっとさしていました。帽子だけだと頭部の温度が上がってしまって、頭痛の原因になってしまうのです。
 女性はモスクに入るのに髪を隠す必要があるので、スカーフを1枚持っていくと便利です。冷房が効き過ぎの場合は肩にかけておけばいいしね。タオルはホテルに用意がない時に使うので、やっぱり1枚は欲しいかな。
 サングラスは「いいもの」をぜひ。私はUVカットのコンタクトをしているんで、千円程度の(いちお)UVカットサングラスをかけていましたが、1日で目がチリチリ痛み始めました。砂漠を体験される方は特に気をつけて!ホントに強いです紫外線。
 最新:綿のキャミ(見えてもOKなヤツ)を中に来て、紫外線防止シャツを常に着用。手には紫外線防止手袋してます。それぞれ2セット用意。

 
  • 携帯用蚊取り線香

  • 虫よけスプレー

  • 虫刺されの薬

 虫にひっじょーに刺されやすいんです私。(高校の合宿の時、やたら刺され過ぎて、その後何年も皮膚科に通わざるを得なかった暗い過去あり)
 昔、カラチのトランジットホテルで蚊玉を見て以来、必ず携帯するようにしてます。安宿の臭い消しや、「ゴキちゃん出て来ないでね」対策にもなるので。暑い季節には必携です。←2006年秋、ゴキちゃんには効果がないことがアルジェリアで判明…


 
  • トイレットペーパー
    (芯を抜くか潰しておく)
  • 懐中電灯かペンライト

  • 濡れティッシュ

  • 洗濯紐か小物干しハンガー

 イスラム圏ってウォッシュレットが基本だから、トイレットペーパーの用意が少ないんです。(でも手を洗った後はペーパーで拭くのよね〜)おまけに日頃の行いが良いせいか(?)今迄の旅行の7〜8割方生理日と重なっているので、使用頻度が高いんですよ。
 お陰でもう離れられない間柄となり、いわゆる先進国に行った時もついつい持っていってしまい、笑われてしまいました。
 懐中電灯は、停電に遇うことが多かったので常に持って行きます。非常時対策として、寝る時には貴重品と一緒に枕元に置いておきます。(でも下着で寝てたら飛び出せないか…)
 照明の暗い博物館での見学や、洞窟・墳墓などに入る時も便利です。また相部屋の時などは、夜中に部屋の電気をつけたら相手を起こしてしまうので、そんな時に使います。
 オーロラ写真家の方が「寒いところでも大丈夫」と書かれていた「LEDライト」を最近では持ち歩くようになりました。
 食事の前などに濡れティッシュを使用しています。向こうは乾燥しているトコロが殆どなので体拭きには使いませんが、帰国した時に空港のトイレでひと拭きしたり。やはり高温多湿の日本だと気になってしまいます。

 これらは中近東に通い始めた頃から常に旅のお供をしてくれてます。


 
  • 保湿化粧水

  • ファンデーション
    (UV効果のあるもの)
  • 口紅
    (保湿効果のあるもの)

 面倒なことが嫌いなもので、女性の必需品?化粧品類もこの程度。学生時代などは「化粧水のみ」で全然OKでした。さすがにお肌が急カーブを描いた就職後は、左に書いたものは持参するようになりましたが。
 過酷な自然環境で「やっべ〜!」という深刻なダメージを受ける年令にもなり、応急処置として「
美容液」をちょこっと持って行くことが増えました。友人曰く「値段が高ければ高いほど効果有り」とのこと。往路の免税店で買っていってもいいですね、重くなるけどさ…。
 化粧品やシャンプー・リンスは、基本的に詰め替えして持って行きます。また取っておいた試供品等を使用することも。排水処理の面からも、界面活性剤を使っていない品を持って行くように心掛けています。使わないのが一番なんだけど、そうも言ってられらいからねぇ。

 「ボディ用には何か持っていかないの?」という疑問を持たれた方もいらっしゃると思いますが「普段やらないことを旅先でやる訳がない」というのが、経験から学んだ法則です。
 でも本当に乾燥している地域なので、普段ちゃんとお手入れしている方は持っていった方が無難だと思います。脂性の私でも、帰国後しばらくは肌ガサガサ状態ですから。


 
  • 小さめの水筒
    (魔法瓶タイプ)
  • 空気枕

  • マスク

  • ビオフェルミン
    (錠剤が便利)

 日本から出かける場合、最低12時間程度を機内で過ごすことになります。何度乗っても辛い時間。あ〜「どこでもドア」で移動できたらなぁ!そんな苦痛を少しでも和らげる機内持ち込みグッズです。
 水筒には熱いお湯を入れて持って行きます。機内は乾燥しているため、寒く感じることが多く、また喉が乾いた場合もサービスされるコップでは量が多いので。更に夜遅く現地に到着した時でも、ミネラルウォーターの確保に気を使う必要もありません。
 以前は電気湯沸かし器を持参して復路のフライトに備えたけれど、最近ではホテルで朝食を食べた時にボーイさんに頼んで入れてもらってます。
 空気枕も最初は馬鹿にしていたんだけれど(失礼!)首がカクッとなると、どうしても眠りが浅くなってしまうことに気付き、それ以降は愛用してます。非常に疲れている時には、離陸・着陸ともに気付かずに寝ていたこともありましたが、やはり長時間「エコノミークラスで」熟睡するのに欠かせません。
 同じ理由でマスクも持ち込んでいます。時々、痛い位に乾燥・冷房が効き過ぎフライトに当たることがあるもので。喉を守ると言うより鼻の粘膜の保護に効果有り。お肌の保湿にも何となく良さげ。
 機内って気圧が低いせいか何とな〜く胃が膨張した感じになって、お腹ペコペコ状態で乗り込んでも、イザ食事をしてみたら余り食べられないことってありませんか?反対についつい食べ過ぎて胃がもたれたこととか?
 また暑い季節はどうしても水分を多くとるので胃液が薄まりがち。そのせいか「お腹の調子がイマイチ」状態が続くことも。
 日本にいてもそんな症状持ちの私は、往路の機内からビオフェルミンで予防線を張ります。医者からの処方箋に入ってたので、効果あるのだろうと勝手に解釈してます。
 その他、腹痛に
梅肉エキスが効くとの情報有り。どちらかって言うと、夏バテ防止にペロペロ舐めてます私。
 あと、日本食グッズとして「
みそ汁」が身体に合っていることが判明。自宅でも大豆製品を多く摂取するようにしているせいか、胃が落ち着くのです。お酒の飲める国なら、納豆菓子をおつまみにも出来ますヨ!

 活字中毒の気があるので、ツアーの時は文庫本を何冊か持ち込んで機内で読んでいますが、とにかく荷物を軽くしたいフリーの時は我慢我慢。代わりに千代紙で折り鶴を折って過ごすこともあります。
 まだまだ珍しいものらしく、現地で親切にしてくれた人にプレゼントすると喜ばれます。今後の課題は、レパートリーを増やすこと。。。



 こういった荷物を
2ウェイのバックパックに詰めて(体力が落ちた現在ではカート付が欲しい… ←03年の冬からカート付きバックへ変更しました)航空機では預け、旅先のホテルでは部屋に置いて観光します。

 カメラなどの機械類は
しっかりしたリュックに入れて機内持ち込みに。観光中もこれを背負ってウロウロしてます。これだけで下手すると5キロ越えるので、更にミネラルウォーター等を担いで観光する時の苦しさと言ったら…。つくづく「旅は体力だ」と思います。

 ちょくちょく使う小物や当座の現金などは悪名高き
ウエストポーチポシェットにいれてます。それでもスリとか置き引きにやられたことはないですね。ファスナーの位置を工夫したり紐を絡ませておいたり、基本的なことに気をつけてはいます。
 あ、小分けしたトイレットペーパーを財布の上に被せて入れてあるんだった。その代わり、トイレに行った時に貴重品を落とさないよう気を使います。(笑)

 ほんとーの貴重品(すぐには使わない予備的なもの)は、手作りの木綿袋に入れて首から下げてます。勿論汗から守るためのビニール袋入り。
 これだと首の開いたTシャツだと紐が見えてしまうけれど「見た目より実用」。肌身離さずが一番いいと思ってやってます。それにこれを奪われるような状況では、命だって危ないはずですからね。
 ぢつはね〜「貴重品を何ケ所かに分散して持つ」ことが出来ない人間です。あちこちに分けておくと注意力も分散してしまい、訳が分からなくなってしまうタイプなんです。
 「全財産貴重品袋の中」と言っても、現金ないしはTCで日本円と米ドル合わせて700ドル程度。ツアーで行く場合は、更にこの半分程度しか持って行きません。買って来るお土産レベル、これでバレバレ?

最終更新日:07.07.16 


 寒〜い時期の中近東編 寒風吹きすさぶ曇天下に町を歩き回る
 
  • 上着 × 1

  • フリース × 1

  • 厚手のワイシャツ × 2

  • 長ズボン × 1

  • 靴下 × 2

  • ババシャツ × 2

  • 下着類上下 × 2

  • 寝間着 × 1

  • 靴 × 2

  • スカーフ

 10日前後の予定でフリーで行く場合の基本装備です。着ていくものも含めてこんな感じ。あれ?余り夏と変わりませんな〜
 ツアーの時は移動時の寒さ対策はほぼ必要ないので、これより薄着です。

 上着はヒザ丈まであると足が冷えにくいです。とにかく風を通さない素材がベスト。某Y社の男物を買ってアイスランドに着ていったのですが、トルコの内陸部でも充分使えました。フードを被ると体感温度が全然違う!
 セーターだとかさばるので、登山用品店で薄手だけど裏地付のフリースを買いました。軽いけれどファスナーを閉めればマフラーを巻いているのと同じくらい暖かいです。同じ理由でベルベットのワイシャツを持っていきました。風通さないよー!
 ズボンもY社の裏地付カーゴパンツを愛用。機内では動きやすいし風を通しにくくてマル。それでも寒い場合には中にスパッツをはいていました。
 靴下は綿だと乾きにくいので化繊の機内アメニティグッズのものを使用。そして「着ていると暖かいし、これを洗えばいいでしょ」と、ババシャツを中に着込んでいました。
 寝間着と言うより寒い場合には重ね着出来るようにフリースの上下を追加。靴はトレッキングシューズとビーチサンダルです。後者は室内履き兼シャワー浴び用。
 モスクに入るのに髪を隠す必要があるので、スカーフを1枚。首に巻いておけばマフラー代わりにもなります。
 荷物が増えると注意力散漫になるので別途マフラーと手袋は持たず。写真撮る度に手袋を外すのが面倒なもんで…。


 
  • ハンドウォーマー
    (携帯用カイロ)
  • 湯沸かし器

  • ロクシタンのシアバタークリーム[携帯用]
  • ラブコスメティックのNule Nule

 フリーの冬旅に持っていって役立ったのがこれら。カイロはオーロラ撮影時のカメラ用に買ったのが大活躍。燃料は木炭なので軽い軽い。使い捨てを何枚も持って行くよりずっと楽だよ。ホテルの部屋では、脱いだ靴に炭を入れておいて臭い取りも可能。(ははは…) 但し、全然騒いでないようだけど石綿が使われてました。(え〜ん、愛用してたのにぃ!)ご使用は自己判断でお願いします。
 そして重くなるのを覚悟で持っていく湯沸かし器。寒い部屋で温かい飲み物を飲める幸せをしみじみ感じます。
 シアバタークリームは、全身に使えるスグレもの。髪のパサパサ対策(←わたしゃ全然気にしないんですが)にも使えるので荷物の軽量化に貢献してくれました。
 もひとつ最近のヒットが唇用美容液NuleNule。このサイト、18禁グッズも扱ってるんですが、中近東なんかに行く人って境界線越えてるでしょうから紹介してもいいよね?(笑) 加齢臭対策(爆)でジャムウ石けんを買った時に、大好きなグレープフルーツの香りのそれが限定販売中。「効けば儲け物」程度で購入してみたら…シワはとれるは、色も若かりし頃の桃色にー!乾燥にも効果あるので、機内や砂漠でも大活躍でした。夏もOKだよん。普段使いしてて二ヶ月半近く保ちました。(でも本来の目的には全然効いてねぇっす ←その気無いから効果あったら困るケド…)

 
  • トイレットペーパー

  • LEDライト

  • 濡れティッシュ類

  • 洗濯紐か小物干しハンガー

 その他、旅のオトモ常連たちも変わらず活躍してくれました。その他、化粧品類や機内持ち込みグッズ、カバン類も夏と変わらず。

 一方2002年の冬旅で全然使わなくて、持っていったことを後悔したものは「一脚・タオル・蚊取り線香」
 寒くて寒くて、一脚みたいな金属ものに触る気が起こりませんでしたわ。
 またタオルの無いホテルは、今回1軒だけ。気温が低いから乾かないものと思ってティッシュでまかなっちゃいました。
 そして虫はいたけれど、昔のようにベットのダニに悩まされたり危害を加えられることはありませんでした。

最終更新日:06.11.26 




 作成日:2002/07/21
 最終更新日:2007/07/16 文章を少々追加と、ブログにリンク
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